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EG PAGE



ARTIST&INTERVIEW

ハイセンスな楽曲とトップクオリティーのDJスキルで、今やシーンのトップアーティストへと上り詰めたD-NOX&BECKERS。次々と発表されるキラートラックの数々で常に話題を呼んできた彼らが、ついにファーストアルバムを発表! 独自の路線を突き進み、トランスシーンのみならずテクノ、ハウスシーンからも人気の高い彼らにダンスミュージックへの思いを語ってもらいました。

Q:待望のファーストアルバムがリリースされますが、このアルバムには何曲ぐらい新曲が収録されているんですか?

D-NOX:全て新曲だよ。完全にアンリリースの9曲が収録されている。その内5曲が僕とBECKERSのトラック。2曲は僕らが他のアーティストのためにリミックスしたトラック。1曲だけBECKERSだけのトラックで、後はBECKERSがHatfieldという友達と作ったトラックだね。

Q:これまでのリリースでD-NOX∓BECKERSのイメージがありますが、今回のアルバムはファンの期待に応える内容なんでしょうか?それとも意表をつく内容になっているんでしょうか?アルバムのコンセプトやスタイルについて教えてください。

D-NOX:あまり深くは考えていないよ。どの曲も違ったコンセプトの上で作っているからね。僕らは今までアルバムを出そうって気は全くなかったんだ。8曲ほど作り終わった時に、その曲達がいい感じでつながったからアルバムを出そうって決めたんだよ。そして9曲目だけを今回のアルバムのために作ったんだ。

BECKERS:今回のアルバムへの基本的なコンセプトは、最近僕らが制作した曲でミックスされた旅なんだ。まあファンの期待に応える内容ではないかもしれないけど、このアイデアが無かったらアルバムを作る気にはならなかったね。 D-NOX:確かにこれまでにリリースしていた曲とは違いを感じるとは思う、でもどの曲もダンスフロアのために仕上がっている。僕らはあまりスタイルについては考えないんだ。その時の感覚で作っているからね。 BECKERS:そのとおり。型にはまらず常に感じているものを表現する、それが僕らの現代のダンスミュージックへの考えだね。

Q:DJと楽曲プロデューサーのどちらに重点を置いていますか?

BECKERS:プロデューサーかな。でもDJするのも大好きだよ。

D-NOX:もちろんDJ。

Q:DJをやるときはどんなことを考えてますか?自分の曲を中心にプレイしたりしますか?

D-NOX:あまり色々考えないようにしているよ。流れにまかせて、その場で感じたものをプレイしている。基本的に僕のDJセットにプランはないよ。でもいつも全体の中に10%は自分の曲が入っているね。

BECKERS:昔は100%自分の曲をかけていたけど、最近はその場で感じたものをプレイしているね。自分の曲ばかりの時もあれば、まったく人の曲だけの時もあるかな。

Q:トランスシーンやテクノ、ハウスシーンなど幅広い層から人気があると思いますが、D-NOX&BECKERSの目指す方向性とは?

D-NOX:今の僕らの状況はパーフェクトだと思っているよ。だって世界はこんなに広いのに一つのシーンだけでプレイするだけなんてつまらないと思わない?幅広いダンスミュージックファンの前でプレイできて最高に思っているよ。元々こんな状況になるなんて考えてなかったんだ。もちろん楽曲制作には良い経験になっているし、この状況がもっと自分達の好きなものを作れという気にさせられるよ。僕らの方向性はさっきも言ったようにその時に感じたものを表現しているだけさ。

BECKERS:一つのシーンだけでなく幅広くファンがいてくれるのは、とても光栄だよ。トランスパーティでプレイすれば新鮮なハウスのバイブレーションを伝える事ができるし、ハウスパーティでプレイするとトランスのフィーリングを理解してもらえる。時々、オーディエンスにもっとオープンな考えになるように教育しているような感覚になるよ。

Q:新しい音が出てくると共にメインストリームの音楽はどんどん変わり、最近は様々なジャンルのダンスミュージックがクロスオーバーしてきていると思うのですが、今日のダンスミュージックについてどう思いますか?また今後はどのように展開していくと思いますか?

D-NOX:僕は今のダンスミュージックシーンの状況は気に入っているよ。僕は昔から色んな音楽のファンで、違うスタイルやジャンルの音楽をミックスするのが好きだったからね。今日のダンスミュージックシーンはこれまでに無いくらいオープンだと思う。でも音楽はファッションで、ファッションは変わるのが早い、時々早すぎる…。ダンスミュージックの未来はお星さまにでも聞かないとわからないかな。僕はいつまでも人々のために音楽をプレイし続けていることを望んでいるよ。

BECKERS:ダンスミュージックはオープンでポジティブな方向に向かっているよね。ジャンルの境界線はどんどん必要なくなってきている。結局、音楽は音楽だからね。今後は人々がジャンルにとらわれる事は無くなって、自分が感じる好きな音を求めていくようになるんじゃないかな。

Q:最近、デジタルダウンロード(音楽配信)が定着してきていますね。その代わりレコードやCDの売上が落ちているみたいですが、どう思いますか?

D-NOX:それが時代の流れなんじゃないかな。僕もレコードは大好きだけど、最近は使ってないよ。レコードは重いし高いからね。最近はダウンロードした音をCDに焼いてプレイしているけど、とても気に入っているよ。世界中で音楽を流通させる方法としてデジタルダウンロードはすごく良い方法だと思う。今ではクレジットカードさえ持っていれば誰でも自分の好きな音楽を破格でダウンロードできるからね。

BECKERS:たぶん僕らは今、音楽産業の大きな変わり目にいるね。デジタルダウンロードは今後音楽を売っていく唯一の方法だと思うよ。15年後どうなっているとかは想像できないけど、誰もレコードを買わなくなるだろうね。それが良いのか悪いのかはわからないけど、さっきD-NOXが言ったように、それが時代の流れなんじゃないかな。

Q:影響を受けた音楽やアーティストはいますか?

D-NOX:特にはいないかな。10代の頃はハードロックに夢中だったけど、けっこう早くテクノに入っていったから。僕が影響を受けた音楽といえば常に聴いたり見たりしてきたものだね。強いて言うと、DJで唯一影響を受けた人はLaurent GarnierかSven Vathだけかな。

BECKERS:僕は今まであらゆる殆どの音楽を聴いて作ってきたから、色んな音楽に影響されているよ。エレクトロニックミュージックの中ではMartin Buttrich (Timo Maas, Loco Dice)やAndreas Kruger (Der 3.Raum)、Ralf Hildenbeutel (Sven Vath, Earth Nation)の3人のアーティストの影響はかなり受けているね。

Q:日本のオーディエンスには沢山のD-NOX&BECKERSのファンがいます。日本のシーンへの印象を聞かせてください。そして最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

D-NOX:日本のオーディエンスは大好きだよ。毎回プレイしに行くのが最高に楽しい。日本という国はとてもスペシャルで目立った場所だと思う、そこに沢山のファンがいるということはとても嬉しいよ。この先ももっと盛り上げていきたいね。僕らをサポートして楽しんでくれてる全ての人達に感謝します。

Arigato!

Interview : Kojiro

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