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EG PAGE



ARTIST&INTERVIEW

Q:はじめに、活動のベースをカナダから日本に移した理由を聞かせてください。

RENNIE:僕はシングル・ファ-ザーなんだ。ハーフの7歳になる双子の娘をそだてている。彼女達はカナダで生まれて4歳まではカナダで暮らしていたけど、 僕は彼女達がまだ若く、人格が形成される時に日本の文化と言語を学んで欲しいと思っていた。だから日本の学校に通い、彼女達のルーツを体験して欲しかったんだ。それと同時に僕が時々日本に来ていた間に、日本のアンダーグラウンド・クラブ&音楽シーンと深い繋がりが出来たことと、このシーンに対し貢献したいという強い気持ちになり、このシーンの成長を共に見届けたいと思ったからなんだ。今では僕がヨーロッパや他の国でプレイする際は、日本の代表の一人として、多くの日本人クリエーターの楽曲もプレイするんだ。

Q:このアルバムに込められたサウンドのコンセプトとタイトルについて教えてくだ さい。

RENNIE:『The War Of Art』はクラブ業界における現在の状況を言い現しているのさ。
DJテクノロジーやデジタルダウンロードなどに代表される音楽の売買方法の変化は、良い意味でも悪い意味でも新しいステージに来ている。そしてこの変化が僕達アーティスト、小売業者、レーベルやディストリビューターに大きな影響を与えていると思う。
この新しい音楽業界の構造は、日々進化を続けていて、たくさんの人たちが生き残りを賭けて戦っている。新たに勝つ人達と負ける人達。特に東京ではbookingをとる為やメディアのサポートを受けるためにお金を払ったりするのが広まっていて、アーティスト達の意味のあるアートや才能、そしてハードワークがおざなりにされているんだ。東京のNo.1クラブでさえ、過去にギャランティされたアーティストのみ紹介される。ワールドクラスの才能を持っていたり、将来性があり意味のあるアートを表現するアーティスト達は無視されているんだ。この状況はクラブにとって短いスパンで考えれば良いことだと考えられるが、長いスパンで考えれば非常に危険なことだと思う。彼らのビジネスを支えている音楽シーン・産業のクオリティーの低下に直結することだと思う。
この状況を僕なりに変えようと努力はしているよ。これがWar Of Artさ。

Q:どのトラックがベストだと思われますか?またその理由は?

RENNIE:アルバム収録曲で最も人気があると思われるのは“Falling Skyward”かな。この曲は今年初めにデトロイトのTeknotika recordsからヴァイナルリリースされたもので、発売後すぐに売り切れたんだ。それとこの曲から多くの良いフィードバックを得ているんだ。だからこの曲をアルバムに収録しようと決めたのさ。
僕の個人的なお気に入りは、カナダ人ヴァイオリニストBethany Brownとコラボした曲。(the war of art と passive avenger) 僕は今自分の楽曲に生のライブ楽器を入れることに非常に興味を持っているんだ。オーガニックとメカニックのコントラストがとても気に入っている。

Q:レニーフォスターといえば、自身のレーベルFutago Technologiesでよりダンストラックをリリースしているかと思いますが、今作のアルバムではよりメロディアスでハーモニー溢れる作風となっています。そのアプローチの違いについて教えてください。

RENNIE:僕はまずはじめにDJなんだ。だからその音はもちろんハウスとテクノをベースに作られている。ただ今回僕はこのアルバムでより多くの人達に語り掛けたいと思っているんだ。単純にクラブ用の音ではなくね。だから僕は一般のリスナーやクラバー達が日常の車の中、ipod、自宅のステレオ、そしてクラブで聴くという状況を良く想像したんだ。それとこのアルバムがひとつのジャンルやレーベルサウンドに固執することのないように注意したのさ。だから僕は今回ミニマル、シカゴハウス、デトロイトテクノ、ジャズ、ファンク、ニューウェイブetc etc、の要素をちりばめた。そしてそれを常にfusionさせたのさ。単純にひとつのアイデアだけではないんだ。

Q:インタビューの読者に今後の活動について教えてください。

RENNIE:オフィシャルのリリースパーティーは9/7の渋谷rock westと9/8の京都club east。是非皆さんサポートしてください!
今調度レコードショップでSubject-Detroit recordsからリリースのSubject-Tokyo EPが売られている。これはこのレーベルのワールド・シリーズのTokyoバージョンで他にはScotland, London, Parisなどがある。
あとはアイルランド、ダブリンで行われるD.E.A.F. festivalのアジアン・ショーケースでTokyo代表として出演するよ。

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